【4月21日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第30節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-0でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に勝利して今節もリーグ首位を守った。

 強い日差しの中でバイエルンは、退場者を出しながらも果敢な粘りを見せるブレーメンをなかなか崩せずにいたが、75分にニクラス・ズーレ(Niklas Suele)のゴールでついに均衡を破ると、そのまま接戦を制して貴重な勝利をもぎ取った。

 これでチームは2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との勝ち点差を暫定で4に広げ、ライバルにプレッシャーをかけることに成功している。ドルトムントは、バイエルンとの勝ち点1差を維持するには21日のSCフライブルク(SC Freiburg)との難しいアウェーゲームに勝たなくてはならない。

 敗れたブレーメンはバイエルンの攻撃を水際で防ぎ続けていたが、60分手前にミロシュ・ベリコビッチ(Milos Veljkovic)が2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となったことが響いた。

 バイエルンも残り時間が少なくなる中で好機を決めきれずにいたが、迎えた75分、ズーレがペナルティーエリア端からシュートを放つと、これが相手選手に当たってゴールに吸い込まれる決勝点となった。

 3位のRBライプツィヒ(RB Leipzig)は2-1で5位ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)との上位対決を制し、その勝ち点差を10に広げて来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権獲得に片足をかけた。(c)AFP