【4月19日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)準々決勝、ナポリ(SSC Napoli)との第2戦で負傷したアーセナル(Arsenal)のアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)は、この試合が同クラブでのラストマッチとなる可能性が高いことが分かった。ラムジーは今夏イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に移籍することが決まっている。

 敵地サン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)で行われた試合でラムジーは、30分過ぎにピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)との競り合いでハムストリングを痛めた。

 アーセナルのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は英BTスポーツ(BT Sport)に対し「筋肉の故障だ。通常であれば数週間の離脱ということになる。チームには他にも選手がおり、ローテーションは可能だ」とコメントすると、ラムジーが今季再びプレーできるかどうかは分からないとした。

 6月で11年間プレーしたアーセナルとの契約が切れるラムジーは、推定週給40万ポンド(約5800万円)の4年契約でユベントスと合意した。

 エメリ監督からチームにおける主役の座を追われたラムジーだったが、先発したここ7試合で3得点を記録するなど再びレギュラーに返り咲いていた。

 ウェールズ出身ではジョン・チャールズ(John Charles)氏やイアン・ラッシュ(Ian Rush)氏と同じ道をたどりイングランドからトリノ(Turin)に活躍の場を移す28歳のラムジーは、11日の準々決勝第1戦では先制点を挙げてチームの勝利に貢献している。(c)AFP