【4月18日 AFP】6月にWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)との試合を予定していたボクシングのジャレル・ミラー(Jarrell Miller、米国)が17日、薬物検査で失格になったとしてニューヨーク州アスレチック・コミッション(NYSAC)からライセンス申請を却下された。

 米メディアが報じたNYSACの発表によれば、ミラーはドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したことで、ニューヨーク州で試合をすることを禁止された。

 プロ通算24戦無敗のミラーは、6月1日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)でジョシュアと対戦する予定だったが、3月20日にボランティア反ドーピング機関(VADA)が実施した検査で失格となっていたことが今月16日になって判明していた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNによると、ジョシュアは予定通り6月の米国デビューを実現させる意向。同選手のプロモーターを務めるエディー・ハーン(Eddie Hearn)氏も急いで代わりの対戦相手を探し始めており、ここ24時間で16人の候補と話をしたと明かしている。(c)AFP