【4月21日 Xinhua News】シェア自転車は近代都市の主要な移動手段の一つになりつつある。どうすれば自転車を効果的に管理できるのだろうか?スペースを節約し、乱雑な駐輪を避ける方法は?中国初のシェア自転車スマート地下駐輪場がその答えをもたらす。

 シェア自転車スマート地下駐輪場運営企業の責任者 丁宏毅(Ding Hongyi)さん

 ボタンを押すと、アームが駐輪スペースに下りて自転車をつかみます。

 地下駐輪場は中国四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の地下鉄牛市口駅A2出口の近くにある。外観は電話ボックスに似ており、地上部分の敷地面積はわずか6平方メートルで、地下部分は直径8メートル、深さ10メートルの円柱形コンクリート構造。4事業者が提供するシェア自転車を8段のラックに整然と並べ、コンピューター制御のロボットアームが自転車をわずか8秒で速やかに出し入れする。収容台数は世界最多の224台だ。

 中国で初めて試験運用されたこのスマート駐輪場は、4カ月間で明らかな効果を上げた。スマート駐輪場は都市空間の節約とシェア自転車の管理に大きな役割を果たしている。(c)Xinhua News/AFPBB News