【4月15日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)第3戦の米国GPは14日、MotoGPクラスの決勝が行われ、チーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のアレックス・リンス(Alex Rins、スペイン)が最高峰クラスで初優勝を飾った。

 リンスは、終盤に果敢な追い上げを見せたモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)を抑えてチェッカーフラッグを受けた。3位にはアルマ・プラマック・レーシング(Alma Pramac Racing)のジャック・ミラー(Jack Miller、オーストラリア)が続いた。

 一方、ポールポジションからスタートしたレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は12周目で転倒リタイアとなり、米テキサス州オースティン(Austin)での覇権は6年で終わることになった。

 総合順位では、この日のレースで4位に入ったドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)が首位に浮上。2位のロッシに3ポイント差、3位のリンスに同5差、4位のマルケスに同9差をつけている。(c)AFP