2019.04.13

CARS

シチリアでGoogleマップのナビは使えるのか!?/ドライブHow to1

初めてシチリアでドライブする方のために、How to編として、シチリア(海外)で自動車を運転するための準備から説明します。日本ではこの数年、Googleマップのカーナビ(以下、Googleナビ)が格段に使いやすくなりました。シチリアでも使えるのか、ということも今回試したいことのひとつ。以前、スペインでレンタカーを借りた際、車載カーナビの使い方が全く分からず、困ったことがありました。海外でGoogleナビが使えれば、とても便利なはずです。


iPhoneをスマホホルダーにセット、Wi-Fiルーターの電源を確保して準備完了。


Googleマップをオフラインで使う方法もありますが、今回はドライブする範囲が広いためオンラインで使用しました。Wi-Fiは「GlocalMe U2モバイルWi-Fiルーター」を使用。通信料は「イタリア7日間1GB」パッケージで約800円。7日間の取材で、日中はGoogleナビのほかメールやSNSをチェックするなどして、ちょうど1GBを使い切りました。Googleナビは「デフォルト」(通常の地図)に。通信量がアップする「航空写真」「ストリートビュー」は道に迷った時のみ使いました。


日本で使用している私物のiPhone XSで、実際にシチリアで使ってみると「200m先、ロータリー2番目の出口です」と日本語でナビしてくれます。(「2番目」というのはロータリー出口2番目のこと。ロータリーに入ってくる道は数えません。) オンラインなので渋滞情報はもちろん、タルガ・フローリオでは、通行止めの迂回ルートを教えてくれました。ドライブ前に行き先を登録しておけることも便利。Googleマップで「マイプレイス」に保存してある場所→経路→自動車マークをタップしていくとルートが表示され(複数の場合は選択)、開始をタップするとナビがスタートします。Googleナビは日本と同様に使えることが分かりました。


ただ「アジーラ超絶景ホテル」(シチリア・ドライブ4)へのルートは、山の斜面に加え、古い建物に囲まれた道は極端に狭く、GPSが定まらないようでした。ナビ通りに進んでも何度か行き止まりに遭遇。そんな時は、地元の人に(身振り手振りでも)道を聞きましょう。シチリアの人たちは快く答えてくれるはずです。


[事前に準備したもの]
①国際運転免許証(居住地域の警察署の運転免許課、運転免許センター・試験場にて取得できます。受付時間や発行までの期間、必要書類は申請場所にご確認ください)※渡航先では日本の免許証も必要です。
②Googleナビをオンラインで使用するためのアイテム
・iPhone XS(私物)
・GlocalMe U2モバイルWi-Fiルーター(年に数回海外に行くなら、空港でWi-Fiルーターを借りるより便利で経済的なはず。1年半前に購入。バッテリー持ちは半日くらいなので充電が必要)
・クルマ用スマホホルダー(アマゾンにてJOYY社「車載Qiワイヤレス充電器車載ホルダー(2019年最新改良版)」を購入。ホルダーにはUSBで電源供給。ワイヤレス充電機能付きで便利。キャッチ部分は自動に開閉するがたまに誤作動も)
・車載用USB(2口)シガーソケット
・モバイルバッテリー
③窓拭き用タオル(シチリアは乾燥しているのでホコリっぽく、一晩たつとクルマの窓が相当に汚れます。クルマ窓拭き用のウエットシートが便利です)


文=山元琢治(ENGINE編集部) 写真=増田岳二 コーディネ-ター=河村悦子


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