【4月13日 AFP】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は13日、米政府が「正しい態度」で臨むならば、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との3度目の首脳会談に応じる考えだと報じた。

 KCNAによると金委員長は12日、北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)で施政方針演説を行い、今年2月にベトナム・ハノイで開かれた米朝首脳会談を機に米政府が本当に北朝鮮との関係改善を望んでいるのか疑問を持つようになったとして、「米国が、正しい態度と双方が受け入れ可能な条件をもって3度目の首脳会談開催を提案するのかもう一度試してみるつもりだ」と述べ、新たな首脳会談開催に関する米国の「勇気ある決断」を年末まで待つ意向を示した。

 また金委員長は、トランプ大統領との個人的な関係は依然として強固で、いつでも望む時に書簡を出し合える仲だとも述べたという。(c)AFP