【4月13日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は12日、ルーク・ウォルトン(Luke Walton)ヘッドコーチ(HC)との契約を解除したと発表した。レブロン・ジェームズ(LeBron James)を補強した今季も低迷を抜け出せなかったレイカーズはチーム刷新を図っている。

 球団側は相互の合意の下で契約解除に至ったと明かし、ロブ・ペリンカ(Rob Pelinka)ゼネラルマネジャー(GM)は「3年にわたり献身的に仕事をしてくれたルークに感謝したい。ルークと彼の家族の幸運を祈っている」と話した。

 現役時代にレイカーズでプレーしたウォルトンHCは、2016年に指揮官に就任し、通算成績は98勝148敗だった。ウォルトンHCの3季を含め、レイカーズは6シーズン連続でプレーオフ進出を逃している。

 ウォルトンHCは「ロサンゼルス・レイカーズを率いる機会を与えてくれた(オーナーの)ジーニー・バス(Jeanie Buss)とバス・ファミリーに感謝したい。このフランチャイズと街は、自分と家族にとってこれからも特別なものであり続けるだろう」とコメントしている。

 レイカーズは9日、球団社長を務めていたマジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏が電撃辞任。ジョンソン氏は、ウォルトンHCの解任に後ろ向きだったと報じられている。

 将来の殿堂入りが確実視されるジェームズを10か月前に迎え入れたレイカーズだったが、今シーズンも37勝45敗の成績に終わり伝統に再び傷をつけた。

 勝利したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とのクリスマスゲームでジェームズが股関節を痛めるまでは20勝14敗だったレイカーズだったが、エースが離脱してからは下降の一途をたどった。(c)AFP