【4月11日 AFP】オランダ警察は10日、サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の準々決勝第1戦、アヤックス(Ajax)対ユベントス(Juventus)戦のキックオフを前に、危険物を所持していたとして140人以上を逮捕したと発表した。

 地下鉄の駅で46人が逮捕されると、その後には試合会場のヨハン・クライフ・アレナ(Johan Cruyff ArenA)でも61人の逮捕者が出た。逮捕された集団の大半は、ユベントスを応援するファンだった。

 オランダ法務当局による報道発表では、没収されたナイフや花火、催涙スプレー、照明装置、ハンマー、警棒の写真が配布された。

 イタリアのマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)内相は、120人のユベントスファンが逮捕されたものの、その正確な数は不明だとフェイスブック(Facebook)で明かしていた。

 アムステルダム警察当局は「容疑者はバスで拘置所に送られた」と発表している。

 オランダ通信(ANP)によると、花火を打ち上げ、石を投げて窓を割ったとして30人以上がスタジアムのホームサポーター用入り口近くで逮捕された。(c)AFP