【4月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は10日、準々決勝第1戦が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は相手DFルーク・ショー(Luke Shaw)のオウンゴールにより、敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に1-0で先勝した。

 12分にルイス・スアレス(Luis Suarez)のヘディングがショーに当たってゴールに吸い込まれ先制したバルセロナは、本調子とは程遠かったもののこの得点を守り切り、4年ぶりの4強入りに大きく近づいた。

 オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督率いるユナイテッドは、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との決勝トーナメント1回戦ではホームで0-2で敗れたものの、第2戦で大会史に残る逆転劇を演じて準々決勝に進んだ。

 6日後の準々決勝第2戦でユナイテッドは、スールシャール監督が現役時代の1999年に伝説のゴールを決めて優勝を果たした舞台のカンプ・ノウ(Camp Nou)で奇跡の再現に挑む。

 スールシャール監督は試合後、「もちろんPSG戦のパフォーマンスはわれわれに希望と自分達にはできるという自信を与えてくれるが、今度の相手が優勝候補だということは理解している」とコメントした。「バルセロナの歴史を考えると、勝つことができればより偉大な功績になるだろう。彼らはホームで負けることに慣れていないからね」

 チャンピオンズリーグでゴール欠乏症に陥っているスアレスは、オウンゴールを誘発したもののこの試合でもスコアラーになることはできなかった。スアレスはアウェーでは2015年9月を最後にゴールから遠ざかっている。(c)AFP/Kieran CANNING