【4月5日 AFP】会社法違反(特別背任)の容疑で再逮捕された日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者(65)について、東京地裁は5日、勾留を認める決定をした。勾留期間は今月14日までの10日間で、さらに10日間延長される可能性もある。

 検察によるとゴーン容疑者は、2015年末~2018年半ばに日産からオマーンの販売代理店に約1500万ドル(約16億7500万円)を送金させ、うち約500万ドル(約5億5800万円)をクルーザーの購入費用や個人投資資金などに私的流用した疑いがある。

 ゴーン容疑者は容疑を全面的に否認している。(c)AFP