【4月5日 AFP】女子サッカー国際親善試合が4日、各地で行われ、日本は敵地でフランスに1-3で敗れた。

 開幕まで2か月に迫った女子W杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)開催国のフランスは、ヴァレリー・ゴヴァン(Valerie Gauvin)のゴールで先制すると、ウージェニー・ルソメ(Eugenie Le Sommer)が追加点を挙げ、カディディアトゥ・ディアニ(Kadidiatou Diani)が3点目をマークした。

 一方、2011年大会の王者で2015年大会で準優勝した日本は、小林里歌子(Rikako Kobayashi)にゴールが生まれた。

 フランスにとって今回の勝利は、0-1で敗れ、ここ12試合で唯一の黒星となった2月のドイツ戦での記憶を拭い去るのに手を貸した。

 唯一の心配は、この日がフランス代表デビューとなったGKプリン・ペロウ・マニャン(Pauline Peyraud-Magnin)が20分に膝を負傷し、正守護神であるサラ・ブアディ(Sarah Bouhaddi)との交代を余儀なくされたことだった。

 仏オセール(Auxerre)での試合に臨んだ日本は、ボールがゴールラインを割ったか疑わしかったものの、ゴヴァンにゴールを許しキックオフからわずか3分で先制された。

 その後日本は小林の得点でスコアを1-1にするも、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に所属するルソメに代表通算74点目となる華麗なボレーを決められ再びリードされた。

 さらに82分にはGKがボールを弾いたところをディアニに押し込まれ、3失点目を喫した。(c)AFP