【4月4日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは3日、第33節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はカーディフ・シティ(Cardiff City)に2-0で勝利したものの、左SBのオレクサンドル・ジンチェンコ(Oleksandr Zinchenko)が負傷した。

 シティは6分、アイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)のパスに抜け出したケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)が角度のないところからゴールを決めると、前半終了間際にはリロイ・ザネ(Leroy Sane)が華麗なシュートを突き刺し、リードを2点に広げた。

 今季出場した4大会すべてでの優勝を目指すシティは6日、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)とのFAカップ(FA Cup 2018-19)準決勝に臨む。

 しかし、カーディフ戦では左SBのジンチェンコがハムストリングを痛め開始からわずか18分で途中交代となり、ブライトン戦を含む数試合を欠場するとみられている。

 また、シティではファビアン・デルフ(Fabian Delph)が負傷を抱え、ベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)のコンディションも万全ではなく、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、FAカップの準決勝を前に問題を抱えていると認めた。

 グアルディオラ監督は「あす以降に分かると思うが、次の試合に向けては良い状況でないと思われる」と話した。「デルフは離脱中であり、メンディについてはあすどれほどの痛みがあって、どのようなトレーニングを行っているか確認するつもり。われわれに多くの選択肢はない」

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)準々決勝など、シティは今後重要な試合を多く控えている。

 そのためグアルディオラ監督は、ブライトン戦での出場が疑問視されているFWセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)をカーディフ戦で起用しなかった。

 しかし、消化試合数でリバプール(Liverpool FC)に並んだシティは勝ち点で一つ上回り、最小限の努力でプレミアリーグの首位に立った。

 リーグ戦での連勝を8に伸ばしたグアルディオラ監督は、「もし勝ち点を落とせば優勝できないという感覚がある」とコメントした。「チャンスをつくって得点を挙げたが、もっとゴールすべきだった。そのことは後悔しているが、他は非常に良かった」 (c)AFP/Ian WHITTELL