【4月3日 AFP】米大リーグ(MLB)、昨季のナ・リーグ新人王に輝いたロナルド・アクーニャJr.(Ronald Acuna Jr.)外野手が2日、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)と8年総額1億ドル(約111億円)で契約延長にサインした。

 アクーニャJr.はMLB選手としての登録期間は165日と経験は非常に少ないが、ブレーブスでは8年総額1億3500万ドル(約150億円)で契約を延長したフレディ・フリーマン(Freddie Freeman)一塁手に次ぐ大型契約を結んだ。

 21歳のアクーニャは昨季111試合に出場し、打率.293、26本塁打、64打点の成績をマーク。MLBでは通算115試合にしか出場しておらず、昨年は左膝の負傷により1か月戦線を離脱した。

 アクーニャの契約は2026年までとなるが、2027年と2028年は球団側に1700万ドル(約19億円)のオプションと1000万ドル(約11億円)のバイアウト条項がついている。ブレーブスにはアクーニャが30歳になるまでチームにとどめられる可能性があり、契約は総額1億2400万ドル(約138億円)になる。

 1999年を最後にリーグ優勝から遠ざかっているブレーブスは昨季、5シーズンぶりにプレーオフに進出したが、最後はロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に敗れた。(c)AFP