【4月2日 AFP】ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で1日、ある一家がアパートの部屋をリフォーム中、床板の下に迫撃弾を発見し、あぜんとする出来事があった。地元当局が明らかにした。

 爆弾処理専門家らが迫撃弾を取り除く数時間の間、市内中心部にあるアパートから住民らが退避させられたという。

 同市は、1941年から1944年までナチス・ドイツ(Nazi)によって軍事封鎖されていた。この「レニングラード(Leningrad、現サンクトペテルブルク)包囲戦」で、飢餓や病気、砲撃によって少なくとも80万人が死亡したとされているが、多くの歴史家は、実際にはさらに多くが死亡したとみている。(c)AFP