【3月31日 AFP】19F1第2戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2019)は30日、予選が行われ、コースレコードをマークしたフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が自身初となるポールポジションを獲得した。

 今季フェラーリに加入した21歳は、1分27秒866の最速タイムを記録し、チームメートで年間優勝4回のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が昨シーズン出した記録を更新した。モナコ出身の選手がポールポジションを獲得するのは史上初めてで、ベッテルに次いで史上2番目の若さでのポール獲得となる。

 約0.3秒差の2番手に食い込み、フェラーリのフロントロー独占に成功したベッテルは、加入2戦目で早速輝きを放った新たなチームメートを称賛した。

「明日がレース本番だし、ポイントが入るのはそこだけど、良いスタートが切れた。良い仕事ができたみたいだし、ものすごくうれしい」「シャルルは非常に良い仕事をしたと思うし、ポールにふさわしい。自分はセクター2で少し弱気だった」

 年間優勝5回を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がベッテルに僅差の3位に入り、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)を上回った。

 レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が5番手につけ、6番手にはハース(Haas F1 Team)のケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)が入った。

 以下、復調したマクラーレン(McLaren)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、ハースのロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、マクラーレンの新人ランド・ノリス(Lando Norris)と続いた。(c)AFP