【3月29日 Parismodes.tv】米ニューヨーク(New York)市内で7日から13日まで、19/20年秋冬ニューヨークコレクションが開催され、10日には、「トリー バーチ(Tory Burch)」が新作を発表した。

 インスピレーションの源は、ブルックリン橋(Brooklyn Bridge)に臨む水辺のマンハッタン(Manhattan)。「トリー バーチ」は美しい女性たちとショーを開催。ノースカロライナ(North Carolina)州のオープンで実験的なカレッジ「ブラック・マウンテン・カレッジ(Black Mountain College)」から着想を得て、30年代から50年代の芸術の世界に光を当てた。

 フロントローには、モデルのリヤ・ケベデ(Liya Kebede)や英女優ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)、米女優ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、仏女優イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)の姿も。

 フェミニンでシックなコレクション。男性用のワードローブから借りてきたような、優雅で大きなコートやスーツに再解釈。完璧なジャンパーとシンプルなチェックのパンツやジーンズを合わせ、70年代のタッチと50年代が合わさった印象に。ジャケットとコートは、ディテールにこだわった留め具と金色のボタンで装飾。ドレスはプリーツやフローラルプリント、シフォン、シルキーなクレープデシンがうまく調和している。

 注目のアイテムは、スパンコールが縫い付けられカフタン風ドレス、新しいバッグやヒーツの高いブーツなどのアクセサリー、金色や銀色の靴。(c)Parismodes.tv