【3月26日 AFP】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」、元2階級王者のコナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)が25日、現役引退を発表した。同選手は2016年にもグローブを置くと表明しており、ここ3年間で2度目の引退宣言となった。

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 トラッシュトークで知られるマクレガーは、自身のツイッター(Twitter)にオクタゴンでのキャリアに終止符を打つことを決断したと明かし、「ようみんな、取り急ぎ発表するが、きょう俺は競技からの引退を決断した」「旧友たち全員の今後の健闘を願っている」と投稿した。

 UFCで最も稼ぐファイターの一人として知られる30歳のマクレガーは、昨年10月にハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov、ロシア)に敗れて以来、試合をしていない。

 マクレガーは2016年4月の引退宣言で、「俺は若くして辞めると決めた。ありがとう」とツイートしていたが、プロモーターと交渉する上での戦略であるとの見方が大きかった。その後に引退を撤回し、同年8月には米ラスベガスでネイト・ディアス(Nate Diaz、米国)との再戦に臨んだ。(c)AFP