【3月24日 AFP】米軍の支援を受けてイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦を行っていたクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は23日、シリア東部に位置するISの最後の拠点を完全に掌握し、「カリフ制国家」が完全に壊滅したと宣言した。SDFの戦闘員たちは同日、対IS作戦で死亡した同志たちに敬意を表し、東部デリゾール(Deir Ezzor)県のオマル油田(Omar Oil Field)近くで行われた式典に参加した。

 映像前半は、IS最後の拠点だった東部の村バグズ(Baghouz)に黄色の旗を掲げるSDFの戦闘員たち。後半は、式典で行進するSDFの戦闘員たち。23日撮影。(c)AFP