【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2019)は23日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は4-6、7-5、6-3でラドゥ・アルボット(Radu Albot、モルドバ)に逆転勝ちし、3回戦へ駒を進めた。

 ハードロック・スタジアム(Hard Rock Stadium)の新しい環境に慣れるまで少し時間がかかったフェデラーは、試合の主導権を握ったアルボットに苦戦を強いられたが、四大大会(グランドスラム)通算20勝の王者は、最終的に経験を生かして格の違いを見せつけ、1セットダウンから逆転勝利を収めた。

 マイアミ・オープンでは3度の優勝を誇るフェデラーは「ラドゥは間違いなく素晴らしい試合をしたと思う。非常に難しかったし、序盤は苦しんだ」「非常にほっとしているし、何とか勝ち抜けてうれしい。最高の雰囲気だった」と語った。

 3回戦では、グランドスラム3勝を誇る第30シードの同胞スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)を5-7、6-2、7-6(7-5)で破ったセルビアのフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)と顔を合わせる。(c)AFP/Steve Brenner