【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2019)は23日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-7(4-7)、3-6で第27シードの謝淑薇(Su-Wei Hsieh、シェ・スーウェイ、台湾)に敗れ、大会から姿を消した。

 世界ランキング1位の大坂は、第1セットを先取すると第2セットも先にブレークを奪うなど死角はないかにみえたが、この日もヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer、ベルギー)との2回戦と同様に第2セットから乱れ始め、サービングフォーザマッチでブレークバックを許すと、そこから調子を急激に落とした。

 対照的に試合の流れを取り戻した謝は、決着を最終セットに持ち込むと、そのまま見事なプレーで逆転勝ちを飾った。

 第1セットを奪い、続く第2セットも4-1とリードしながら最終的に女王に輝いた大坂に3回戦で敗れた1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)のリベンジを果たした謝は試合後「非常に感動的な勝利」「トップ選手に勝つ時はいつでも最高の気分」と語った。

 33歳の謝は次戦、モニカ・ニクレスク(Monica Niculescu、ルーマニア)にストレート勝ちした第13シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と対戦する。

 同日には、第10シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が膝のけがで棄権しており、今大会は多くの選手に可能性が開かれた状態となっている。(c)AFP/Steve Brenner