【3月19日 AFP】米ナショナルフットボール(NFL)のボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)などでプレーしたDTハロティ・ナータ(Haloti Ngata)が18日、13年間の現役生活に幕を閉じると表明した。

 2013年シーズンにレイヴンズのスーパーボウル(Super Bowl)制覇に貢献し、同年代の中で最も才能に恵まれた守備選手の一人である35歳のナータは、タンザニアのキリマンジャロ(Kilimanjaro)山頂で「NFLから絶頂で引退する」と書かれたメッセージを手にした姿の動画と写真を自身のインスタグラム(Instagram)に投稿した。

「世界の頂点に立った一人の男として、心からの感謝を込めて」「自分が愛するスポーツをプレーさせてくれた神に感謝する。この13年間を決して忘れない。絶頂で辞める」

 プロボウル(NFL Pro Bowl)に通算5度選出されたナータは、2015年シーズンからデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)に3年間所属した後、2018年シーズンはフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)で過ごした。

 しかし、最も人々の記憶に残るのは、2006年のドラフトで加入して以降10年近くプレーしたレイヴンズでのキャリアになると思われる。レイヴンズが誇る強力ディフェンスの一員として、ナータは9シーズンで合計25.5サックを記録した。(c)AFP