【3月19日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが18日に発表され、マスターズ1000(ATP Masters 1000)初優勝を果たしたドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が4位に浮上し、2017年シーズンの終盤に記録したキャリア最高順位に並んだ。

 17日に米カリフォルニア州インディアンウェルズ(Indian Wells)で行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)決勝で、ティエムはロジャー・フェデラー(Roger Federer)を3-6、6-3、7-5で下し、スイスの37歳が目指していた大会最多記録となる6度目のタイトル獲得を阻止した。

 フェデラーが4位から5位に後退する中、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は同大会3回戦敗退を喫しながらもトップの座を維持。2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と3位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)とともに、上位3人に変動はなかった。

 フェデラーとの準決勝を膝のけがで棄権したナダルは、クレーコートシーズンでの復帰を目指して今週開幕するマイアミ・オープン(Miami Open 2019)を欠場する。

 また、3ランクダウンの8位に後退したファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)も、膝の故障で連覇の夢を絶たれたインディアンウェルズ大会に続き、マイアミ大会も欠場することになった。

 錦織圭(Kei Nishikori)は一つ順位を上げて6位につけた。(c)AFP