【3月18日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は17日、アンドラ・ソルデュ(Soldeu)で最終戦が行われ、女子大回転ではミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が今季W杯17勝目を挙げ、シーズン最多タイとなる4個目のクリスタルグローブを獲得。最終戦で有終の美を飾った。

 回転とスーパー大回転に続く種目別タイトルを手にしたシフリンは、今月初めに3年連続の総合優勝を決めるなど、今シーズンは圧倒的な強さを誇った。

 シフリンはレース後「いつも大回転の年間タイトルを取りたいと思っていた。回転では勝てていたけど、大回転は今回が初めて。これまでは常に自分より速くて良い選手がいたから無理かなと思っていた。だからフィニッシュラインでは感情があふれた」と語った。

「トロフィーを取るために、リスクを冒してでも積極的な滑りがしたかった。守りに入って10位に終わるのではなくてね。自分のスキーを誇りに思うし、勝利にふさわしかったと言いたい」

 1シーズンでの4タイトル獲得は、女子ではリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)、ティナ・マゼ(Tina Maze)氏に並び歴代最多タイ。男子では、1987年にピルミン・ツルブリッゲン(Pirmin Zurbriggen)氏が5つのクリスタルグローブを手にしている。(c)AFP