【3月18日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第26節が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は6-0でマインツ05(Mainz 05)に大勝。ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)がブンデスリーガでは初のハットトリックを決め、チームも敗退した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の不満を解消するかのようにゴールを重ねた。

 13日に行われたチャンピオンズリーグのリバプール(Liverpool FC)戦で1-3の敗戦を喫し、大会から姿を消すことになったバイエルンは、その悔しさをマインツにぶつけた。ニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は「リバプール戦のショックを振り払ったことを示せた。立ち直ることが重要だった」とコメントした。

 バイエルン加入後ではおそらく最高のプレーを見せたロドリゲスは、スタンディングオベーションを受けながら交代でピッチを後にした。レアル・マドリード(Real Madrid)から今期末までの期限付きで加入しているロドリゲスについて、コヴァチ監督は「彼のことはうれしい。拍手にふさわしいプレーをした」と話しつつ、ローン期間の延長に関する質問に対してはコメントを控えた。

 マインツ戦の大勝で、バイエルンは前日3-2でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に勝利したボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と勝ち点60で並び、得失点差で7上回って首位を守っている。

 トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)は「水曜日のことがあったから、しっかりと準備をした。これからはリーグに集中する」「ドルトムントが勝っていたから、自分たちも逆襲したいと思っていた。この3試合は一つの基準になる」とコメントした。チームはリーグ戦ここ3試合で17ゴールを挙げている。(c)AFP/Ryland JAMES