【3月15日 AFP】米フェイスブック(Facebook)は14日、世界各国で起きた同社アプリケーションの大規模な障害について、「サーバーの設定変更」が原因だったと発表した。

 インターネット障害監視サイト「ダウンディテクター(Downdetector)」によると、障害は世界の大半の地域で約12時間にわたり続き、北米と欧州が最も大きな影響を受けた。

 フェイスブックは13日に問題を認めた後、24時間近く沈黙。グリニッジ標準時14日午後4時30分(日本時間15日午前1時30分)ごろになり、原因の説明と謝罪を行った。

 フェイスブックはツイッター(Twitter)への投稿で、「昨日、サーバーの設定変更の結果、多くの人々が当社のアプリとサービスにアクセスできない状態となった」とし、「当社は問題を解決済みで、システムは回復している。ご迷惑をおかけしたことを謝罪するとともに、皆さんの忍耐に感謝する」と述べた。

 今回のアクセス障害は同社最大の規模だったとみられる。フェイスブックのユーザー数は傘下のインスタグラム(Instagram)やメッセージアプリを含め、全世界で27億人と推定されている。(c)AFP/Glenn CHAPMAN, with Rob Lever in Washington