【3月13日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は12日、女子シングルス4回戦が行われ、19歳のマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)が6-2、3-6、6-2で大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を破り、準々決勝へ駒を進めた。

 世界ランキング2位のハレプから金星を挙げ、トップ5選手からキャリア初勝利を記録した同61位のボンドロウソバにとっては、これがプレミア・マンダトリー(Premier Mandatory)レベルで初のベスト8入りとなった。

 ボンドロウソバは今大会、2回戦で前回大会のファイナリストである第14シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)、3回戦では元全仏オープンテニス(French Open)女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を倒して勝ち上がってきている。

 次戦は4強入りをかけて第6シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と第12シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)の勝者と対戦する。

 同日行われた試合では、第20シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が第7シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)との約2時間半に及ぶフルセットマッチを5-7、6-1、6-4で制し、8強入りを果たした。

 2度の四大大会(グランドスラム)優勝経験を誇り、一時は世界1位に到達するも、現在のランキングは20位まで落ちているムグルサは次戦、第18シードの王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)を7-5、6-2で破った18歳のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と顔を合わせる。(c)AFP