【3月13日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-4、4-6、3-6で世界ランキング67位のホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に敗れ、大会から姿を消した。

 錦織は第3セットで先にブレークを奪ったが逆転を許し、2回戦敗退となったドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)に続き2大会連続でホルカシュに苦杯をなめた。

 昨年は体調不良で欠場したが、出場したBNPパリバ・オープンでは4大会連続となる16強を逃した錦織は「きょうは彼をたたえたい」「良いスタートを切れたが、第2セット以降は彼がはるかに良いプレーをした」と語った。

 また、試合を通して10本のエースを放ったホルカシュのプレーについてについては「徐々にサーブを入れてきた」「ベースラインでも安定してきて、途中から全部のショットが良くなった。攻撃的だったし、サーブでも押された」と評した。

「あと何ポイントか自分が取れていれば変わっていたかもしれないが、そうはいかなかった」

 一方のホルカシュにとっては、これがマスターズ1000(ATP Masters 1000)で初のベスト16入り。4回戦では第24シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)と顔を合わせる。19歳のシャポバロフは同日、第10シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を6-4、6-2のストレートで破り、4回戦進出を決めた。(c)AFP