【3月12日 Parismodes.tv】仏パリ(Paris)市内で21日から24日まで、19年春夏パリ・オートクチュールコレクションが開催され、23日には、「エリー・サーブ(Elie Saab)」が新作を発表した。モデルのシンディ・ブルーナ(Cindy Bruna)がインタビューに応じた。

 インスピレーションの源は、カリブ海の水中植物。デザイナーのエリー・サーブはオートクチュールのテクニックを使い、貝とサンゴを再現。またテクスチャーを巧みに使い、水中の色を表現した。

 細いベルトの付いたロングドレスはショルダーが強調され、その多くは片側だけに長い袖があるなど非対称になっている。フリル、チュールやタフタのレイヤー、オーガンザの花、パールやスパンコールの刺しゅうで「波」を表現。はけづかいで、手塗りの生地に青や赤のタッチを追加。光り輝くショート丈のカクテルドレスも登場した。

 ケープやさまざまなサングラス、全身に刺しゅうが施されたオートクチュールのスイムウェアにも注目したい。(c)Parismodes.tv