【3月8日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の山東魯能(Shandong Luneng)に所属するマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)は7日、ベルギー代表からの引退を発表した。

 フェライニはツイッター(Twitter)を更新し、「ベルギー代表として12年間プレーし、代表チームから引退することを決めた」と記した。

「簡単な決断ではなく、軽々しく決めるものではない」「しかし、代表でのキャリアを終え、次世代の選手たちにベルギーサッカー界の歴史において大きな成功を収めているこの時代を引き継ぐのにふさわしいタイミングだと感じた」

 31歳のフェライニはベルギー代表として87試合でプレーし、チームが3位に入った昨年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)にも出場した。

 ベルギーは現在世界ランキングで首位に立っており、W杯の準決勝で敗れたフランスの順位を上回っている。

 イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)で6シーズンを過ごしたフェライニは、デビッド・モイーズ(David Moyes)氏がアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏の後任としてマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の監督に任命されると、当時の指揮官を追う形で活躍の場を移した。先月には5年半プレーしたユナイテッドを離れ、中国リーグの山東魯能に移籍している。(c)AFP