【3月8日 AFP】米アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)は7日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に名前を呼び間違えられたことを受け、公式ツイッター(Twitter)アカウントの名前を「ティム・アップル」に変更した。

 トランプ氏は6日、ホワイトハウス(White House)で開かれた会合で、アップルの国内投資と雇用創出について感謝の意を述べた際、クック氏を「ティム・アップル」と呼び、ツイッター上で話題を呼んだ。

 するとクック氏は翌朝、これに便乗し、自身のツイッターの表示名を「ティム」の後にアップルのロゴをつけたものに変更。ツイッターユーザーからは、米マイクロソフト(Microsoft)共同創業者のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏を「ビル・マイクロソフト」、米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)を「イーロン・テスラ」、初代米大統領のジョージ・ワシントン(George Washington)を「ジョージ・アメリカ」と呼んだらどうかといったトランプ氏への提案も飛び出した。

 ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元米国務長官を「Crooked Hillary(ゆがんだヒラリー)」と呼ぶなど、ニックネームを生み出してきたことで知られるトランプ氏は、過去にも同じような言い間違いをしている。昨年には、米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)のマリリン・ヒューソン(Marillyn Hewson)CEOを「マリリン・ロッキード」と紹介した。(c)AFP