【3月7日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は6日、ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)が右足首の靱帯(じんたい)を損傷したと発表した。同選手は約2か月の離脱が見込まれている。

 今季、レアルで素晴らしいデビューシーズンを過ごしている18歳のビニシウスは5日、1-4で敗れた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のアヤックス(Ajax)戦の前半に負傷し、涙を流しながらピッチを後にした。

 レアルは発表文の中で「ビニシウスは右足首の靱帯損傷と診断された」と記した。回復にどれだけの時間を要するかは明かさなかったが、スペインメディアは2か月にわたり離脱する可能性があると報じている。

 ビニシウスはブラジル代表に初招集されていたが、今月下旬に控えるパナマ戦とチェコ戦の出場も絶望的になったとみられる。

 また、今季の残りの試合を欠場することになるかもしれないが、チームは国王杯(Copa del Rey 2018-19)とリーグ戦でFCバルセロナ(FC Barcelona)に敗れたほか、チャンピオンズリーグでもまさかの敗退を喫し、タイトル獲得は厳しい状態になっている。

 リーグ戦を12試合残しているレアルは、バルセロナに12ポイント離されている。(c)AFP