【3月5日 AFP】チェコ東部の村で5日朝、男性住民(34)が飼っていた9歳の雄のライオンに襲われて死亡した。警察が明らかにした。

 ズジェホフ(Zdechov)村在住の男性はこの雄ライオンに加え、2歳の雌ライオン1頭も飼育していた。必要とされる獣医師資格は持っておらず、囲いも許可を得ずに設置されていたという。

 警察報道官は、「警察は2頭のライオンを射殺せざるを得なかった。その後、医師が所有者の男性の死亡を確認した」と発表。当時、2頭は囲いの中に居たことも明らかにした。

 男性はこの雄ライオンを2016年から、雌は昨年から飼っていた。地元メディアは、村内にライオンが居ることに住民から不安の声が上がっていたと伝えている。(c)AFP