【3月5日 AFP】男子ゴルフ、元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は4日、首の張りが取り除けていないとして、米フロリダ州オーランド(Orlando)のベイヒルクラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)で今週開幕するアーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2019)の出場を辞退すると表明した。

 ウッズは自身のツイッター(Twitter)で、今回の故障は2年間近く戦列を離れる原因となった腰の問題とは無関係であると説明し、長期間にわたって体調に影響が及ぶ心配は全くしていないと付け加えた。

「数週間ほど首に張りがあり、残念ながらAPI(アーノルド・パーマー・インビテーショナル)の欠場を余儀なくされた」「現在は治療を受けているところだが、プレーできるまでには回復していない。腰は大丈夫で、長期間の心配は全くない」

 アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)氏が主催する同大会で史上最多の通算8勝を記録し、出場すれば今年で19度目となるはずだったこのコースを得意としているウッズは、「パーマー家とオーランドのファンに対して、大会を辞退すると伝えたい」「アーノルドとの関係もあって、この大会は自分にとってお気に入りの一つであり、欠場することになってがっかりしている」と投稿した。

 43歳のウッズはまた、第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)に向けた準備として、今月14日から17日に米フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチ(Ponte Vedra Beach)のTPCソーグラス(TPC Sawgrass)で開催されるザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2019)には間に合わせたい意向を示した。

 先月下旬に行われた世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2019 Mexico Championship)で、ウッズは10位タイを記録している。(c)AFP