【2月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の第2回バルセロナ合同テストが26日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)のカタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で初日が行われ、マクラーレン(McLaren)の新人ランド・ノリス(Lando Norris)が最速タイムを記録した一方で、メルセデスAMG(Mercedes AMG)とフェラーリ(Ferrari)は技術的なトラブルに見舞われた。

 フェラーリの新星シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)はわずか29周しか走ることができず、その後は「冷却システムのチェック」のため、マシンはガレージに留め置かれた。

 メルセデスでは、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のマシンにオイルの問題が発生してパワーユニットを交換せざるを得ず、同選手はわずか7周の走行にとどまった。

 レッドブル(Red Bull)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)は、ノリスよりも硬いタイヤを履きながら0秒006差の2番手タイムを記録した。ガスリーは「ポテンシャルはある。改善可能なあらゆる部分を伸ばしていきたい」とコメントした。

 2019年のF1シーズンは、3月17日に決勝が行われるオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2019)で開幕する。昨季はメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が年間王者に輝いている。(c)AFP