【2月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグのレスター・シティ(Leicester City)は26日、新指揮官にスコットランド・プレミアリーグのセルティック(Celtic)を率いていたブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督を招へいした。契約期間は3年。

 かつてリバプール(Liverpool FC)を率いた46歳のロジャーズ監督は、セルティックで3シーズン連続の国内3冠に向けて突き進んでいるさなかでの電撃就任となった。

 レスターは発表文の中で、「ブレンダンは2022年6月までの契約にサインした」「来月3日に行われるワトフォード(Watford FC)とのアウェーゲームの前から指揮を執る」と記した。

 この日、チームが2-1でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)を下したホームゲームをスタンドから観戦したロジャーズ監督は「レスターはわれわれが成長し、多くのことを達成するための環境がそろっているクラブだ」とコメントした。

「私の経験と選手たちの才能があれば、きっとわれわれはともに成功できる」「レスターの監督に就任できたのは非常に光栄であり、誇りに思う。サポーターにレスターのことを誇らしく思ってもらえるように全力を尽くす」

 クリスタルパレス(Crystal Palace)に1-4で敗れ、プレミアリーグで12位に沈むレスターは24日、指揮官を務めていたクロード・プエル(Claude Puel)氏を解任していた。

 一方のセルティックは、クラブのレジェンドで過去にチームを率いた経験を持つニール・レノン(Neil Lennon)氏が、今季終了までの契約でロジャーズ監督の後任に就いたが、シーズン終了まであと3か月というタイミングでの指揮官の退団は大打撃となる。

 レノン氏は「私はこれまで選手と監督の両方ですべてをセルティックにささげてきた。もう一度同じことをする準備はできている」「できる限りのことをし、ここ数年残している素晴らしい結果を継続させたい」と話した。(c)AFP/Kieran CANNING