【2月26日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は25日、同国プレミアリーグのバーンリーFC(Burnley FC)戦で不適切な行為があったとして、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督を処分すると発表した。

 ポチェッティーノ監督は23日に敵地で行われた一戦に敗れた後、長時間にわたりマイク・ディーン(Mike Dean)主審と激しい口論をしていた。

 FAは「試合終了後、ピッチ上と控室につながる通路におけるトッテナムの監督の言葉や行いが、不適切な行為に該当したと申し立てられている」「ポチェッティーノ監督は、28日の午後6時まで異議申し立てを行うことができる」と発表した。

 ポチェッティーノ監督は口論の内容や感情的になった理由について明かしていない。この試合で唯一議論を呼んだジャッジは、クリス・ウッド(Chris Wood)の先制ゴールにつながったCKがバーンリーに与えられた判定だとみられている。

 ポチェッティーノ監督が今回のように激怒するのは珍しく、処分が発表される前には「一線を越えてしまった」かもしれないと認めた上で、いかなる処分に対しても争わないつもりだと話していた。

 バーンリー戦の1-2での黒星は、リーグ優勝を狙うトッテナムにとって打撃となった。勝ち点60で3位につけるトッテナムは、27試合を消化した現時点で2位マンチェスター・シティ(Manchester City)に5ポイント、首位リバプール(Liverpool FC)に6ポイント離されている。(c)AFP