【2月26日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のカール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)は25日、2試合を欠場することになった前週の交通事故について、命拾いしたのは幸運だったという認識を示した。

 21日に遭遇した交通事故で脳振とうが疑われた23歳のタウンズは、復帰戦となる25日のサクラメント・キングス(Sacramento Kings)戦を前に事故の様子を振り返り、自身が車の停止を余儀なくされた後、ブレーキが間に合わなかった後続のトラックに衝突されたと報道陣に説明した。

「あの事故では、助かる確率は5パーセントだったと言っておこう」「5パーセントを引き当てたんだ。そのうち可能性としては4パーセントが重傷で、1パーセントが軽傷だった。自分は1パーセントの確率で助かったんだ」

 タウンズは事故を回避する時間が全くなかったと話し、「あっという間の出来事だった。何が追突してきたのか分からなかった」「みんな無事で、とにかく喜んでいる。正直なところ、こうして命拾いしたのはあり得ないことだったかもしれない。かなり危なかった」と語った。

 身長213センチのタウンズは今季、一試合平均23.1得点、12リバウンド、3.2アシスト、1.8ブロックを記録。同選手が不在の間、ティンバーウルブズは22日のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)戦に勝利した後、23日のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)戦に敗れて1勝1敗の成績だった。

 ティンバーウルブズは今季の通算戦績が28勝31敗となっており、ウエスタンカンファレンスで現在11位につけている。(c)AFP