【2月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でプレーした元フランス代表MFのアブ・ディアビー(Abou Diaby)が25日、現役引退を発表した。ディアビーは、キャリアを通して悩まされてきた故障を理由に挙げている。

 ディアビーは仏テレビ局「RMCスポール(RMC Sport)」に対して「現役を引退する。ピッチに戻るのが難しい時間がしばらく続いている。私は何度もけがをした。これ以上体が持たないから引退を決めた」と明かした。

 32歳のディアビーは2006年から2015年までアーセナルでプレーし、FAカップ(FA Cup)で2度の優勝を経験。また、グループステージ敗退に終わったW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)を含め、フランス代表でも16試合に出場した。

 ディアビーは2015年にフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に移籍したが、プレーしたのは翌年が最後となり、わずか6試合にしか出場できないまま2017年に退団した。(c)AFP