【2月25日 AFP】カンボジアの自然保護区で24日、牙と尾が切断されたゾウの死骸が発見された。同国では密猟や森林伐採により、ゾウの生息数が数百頭にまで減少している。

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 同国環境省の報道官は、同国北東部モンドルキリ(Mondulkiri)州で、雄のアジアゾウの死骸が発見されたことを明らかにした。

 象牙やセンザンコウのうろこ、サイの角を用いた製品の需要が中国やベトナムで高まっており、カンボジアはここ数年、数十億ドル規模に上る違法な野生生物取引における輸送拠点となっている。(c)AFP