【2月25日 AFP】試合中にフランス・リーグ1のサッカー選手の自宅が盗難被害に遭う事件が多発する中、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するダニエウ・アウベス(Daniel Alves)が、その新たな被害者となった。24日、仏パリ郊外ナンテールの検事が明かした。

 パリ近郊の高級住宅地ヌイイシュルセーヌ(Neuilly-sur-Seine)にあるアウベスの自宅は、そこからほど近いパルク・デ・プランス(Parc des Princes)で20日に行われたPSGとモンペリエ(Montpellier HSC)のリーグ戦の最中、窃盗犯に押し入られた。

 仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)は、被害額が数万ユーロに上ると報じている。

 PSGでは数人の選手が盗難被害に遭っている。昨年、エリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)は2度自宅に押し入られた。1度目は11月の試合中、さらに2度目は12月だったが、その際は警報が作動し、窃盗犯は現場を立ち去った。

 同12月にはPSG主将のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)が、こちらもパルク・デ・プランスでの試合中に、2017年12月には当時同クラブの監督だったウナイ・エメリ(Unai Emery)氏が遠征中に、それぞれ窃盗犯に自宅に入られている。

 またパリ以外でも盗難被害が起きており、19日にはオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に所属するメンフィス・デパイ(Memphis Depay)ら3選手の自宅が、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦の最中に空き巣被害に遭っている。(c)AFP