【2月25日 AFP】18-19アルペンスキーW杯は24日、ブルガリアのバンスコ(Bansko)で男子大回転第7戦が行われ、2位に入ったマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が種目別優勝を決め、インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏に並ぶ通算19個目のクリスタルグローブを獲得した。

 回転に続く種目別優勝を確定させたヒルシャーは、首位に立つ総合順位のリードを490ポイントに伸ばし、8年連続の栄冠が目前に迫っている。

 今月行われた世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2019)の同種目を制したノルウェーのヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen)が、2本目で逆転して優勝。ヒルシャーを0秒04差で抑え、2018年1月以来となるW杯通算17勝目を挙げた。

 クリストファーセンと0秒39差の3位にはフランスのトーマス・ファナラ(Thomas Fanara)が入った。総合順位でヒルシャーに次ぐ2位につけるアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)は同0秒49差の4位だった。(c)AFP