【2月25日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは24日、第27節が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-0でサウサンプトン(Southampton FC)を下し、4位に浮上した。

 序盤にアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)とヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)が得点を決めたアーセナルは、同日の試合で首位リバプール(Liverpool FC)と引き分けたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を追い抜き、逆に勝ち点1差をつけた。また、6位のチェルシー(Chelsea)はこの日行われたイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2018-19)決勝のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦があったため、今節のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦が延期となっている。

 アーセナルは6分にラカゼットが先制点を決めると、17分には敵地を訪れたサウサンプトン守備陣のミスからムヒタリアンが追加点を決めた。その後、ハーフタイムまでにサウサンプトンが乱雑な守備をみせていたにもかかわらず、ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督率いるチームはそこに付け入ることはできなかった。

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権が獲得できる4位を争う中で、得失点差がわずかに2という中でアーセナル(得失点差プラス18)、ユナイテッド(同17)、チェルシー(同16)はひしめき合っており、アーセナルはこの日得点を重ねられなかったことで、今後大きな犠牲を払いかねない。

 一方、降格圏のサウサンプトンは、敵地でチェルシーと引き分けるなど、直近のリーグ戦6試合では1敗しかしていない状況でこの日を迎えていた。前線の選手は活発だったものの、守備陣の数人は、先週温暖な気候の中で1週間トレーニングを積んだスペインのテネリフェ(Tenerife)のビーチにまだいるような様子だった。(c)AFP