【2月22日 AFP】シンガポール航空(Singapore Airlines)機内の座席後部にカメラが取り付けられているのを乗客が発見し、ソーシャルメディアに投稿したところ、設置の意図をいぶかる声や非難が多く寄せられた。これを受け同航空は21日、カメラの機能を無効にしていたと釈明した。

 カメラは座席後部のモニター下に設置されており、ある乗客はツイッター(Twitter)に「変なセンサーが自分の方に向いているのを見つけた。これがカメラなのかどうか、専門家の意見が欲しい」と、写真付きで投稿した。

 シンガポール航空は最新型エンターテインメントシステムの一部にカメラが取り付けられていることを認めたものの、カメラの機能は無効になっていたと釈明。

 また、同航空は「カメラはエンターテインメントシステムの製造会社が今後の開発のために取り付けたもので、機内では常時使えないようになっており、起動させることもできない」と説明した。(c)AFP