【2月21日 AFP】バングラデシュの首都ダッカの旧市街で20日夜、化学製品の倉庫としても使われていたアパートで大規模な火災が起き、消防当局者は21日、少なくとも56人が死亡したと明らかにした。死者はさらに増える恐れがある。現場では捜索活動が続けられている。

 当局の説明によると、火災は旧市街のチョークバザール(Chawkbazar)で20日午後10時40分(日本時間21日午前1時40分)ごろ発生。ガスボンベから出火した可能性があるという。アパート内には可燃性の高い化学製品が貯蔵されており、火は一気に建物全体に広がった。

 火災発生時、混雑した狭い通りに出られず、大勢の人が建物内に閉じ込められたという。21日撮影。(c)AFP