【2月21日 AFP】ラグビープロ14に参戦するチーターズ(Central Cheetahs、南アフリカ)のニコ・リー(Nico Lee)が20日、先週の試合でコノート・ラグビー(Connacht Rugby、アイルランド)のコルビー・ファインガ(Colby Fainga’a)の顔に「鼻から取り除いたもの」をつけたとして、13週の出場停止処分を科された。

 リーはアイルランド・ゴールウェイ(Galway)で行われた試合で、スポーツマンシップに反する行為を禁止するラグビー憲章の第9条27項に違反したという。

 3名で構成される懲戒委員会は、リーが意図的に違反行為をしたと結論づけ、7月21日までの長期出場停止処分を科した。これによりプロ14の今季の残り試合を欠場することになるリーだが、不服を申し立てる権利を有している。

 プロ14の主催者は、「その不快行為に関し、選手は鼻から取り除いたものを相手選手の顔につけたと、反則行為について認めた」としている。

 また、懲戒委員会は「その選手の行為は反則である。試合にその行為が入り込む余地はない」とした。

「これは勢い余ってのことではなく、ルールの範囲内の行為から誤って起きたことでもない」「当然ながら、その性質からこの行為は罰に値するということになる。スポーツの精神に反している」 (c)AFP