【2月19日 AFP】米男子ゴルフツアーの服装に関する新たなガイドラインが18日に発表され、選手による練習ラウンドとプロアマ戦でのショートパンツ着用が認められることになった。対象となるのは6大会で、直ちに適用されることになっているが、大会本番の服装はこれまでと変わらず、全試合でロングパンツの着用が義務付けられている。

 今回のルール変更が最初に適用されるのは、今週行われる世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2019 Mexico Championship)と、プエルトリコ・オープン(Puerto Rico Open 2019)となっている。

 試合日以外でショートパンツを着用することに関しては以前から検討されており、選手やファンをはじめスポンサーや大会主催者からは前向きな声が上がっていた。

 メジャー通算4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、ショートパンツをはくことについて、「これで大いに快適になる」「プロゴルファーの膝下が見えることに何か不都合があるとは思わない」とコメントした。

 一方、メジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)も昨年、フェイスブック(Facebook)のライブインタビューにおいて、短パンで練習ラウンドに臨むことが可能になれば歓迎する意向を示していた。

「大歓迎だ」「僕らがプレーする場所の中には、地球上で最も暑い気候のところもある。大抵の遠征先は太陽が照り付けているし、多くの大会は夏に行われている」と話していたウッズはメキシコ選手権に出場することになっており、19日に短パンで練習ラウンドに臨む機会を得る。(c)AFP