【2月19日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は18日、ロッド・ローゼンスタイン(Rod Rosenstein)司法副長官が2017年に職務遂行能力を欠いた大統領の解任手続きを定めた合衆国憲法修正25条の発動を提案していたとの報道を受け、自身に対する「違法で反逆罪的」な行為の一環だと非難した。

 アンドリュー・マケイブ(Andrew McCabe)前米連邦捜査局(FBI)副長官によると、2017年にトランプ大統領がジェームズ・コミー(James Comey)FBI長官(当時)を解任した後、ローゼンスタイン司法副長官が大統領解任の可能性を提起したという。

 これについてトランプ氏はツイッター(Twitter)に、マケイブ氏とローゼンスタイン氏は「明らかな違法行為をたくらみ、それが発覚したようだ」などと投稿した。トランプ氏は、2016年大統領選のロシア介入疑惑をめぐる捜査について、大統領の職務を妨害しようとする「魔女狩り」だと繰り返し非難している。(c)AFP/Jim MANNION