【2月19日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)が、スペイン・バルセロナ(Barcelona)で18日に初日を迎えたプレシーズンのバルセロナ合同テストについて、新型マシンを走らせるのは最短で20日になると明かした。

 すでにテスト初日に向けて準備が間に合わないと表明していたウィリアムズのクレア・ウィリアムズ(Claire Williams)副代表は、今度は19日のセッションについても見送ることを明らかにした。

「今のところ5割を超える確率で、サーキットを走る態勢が整うのは最も早くて20日になる」「極めて遺憾であることは明白だが、残念ながらこれがわれわれの現状。準備ができ次第、FW42をサーキットに送るつもりだ」

 同代表は17日、「来るシーズンに向けてFW42の準備を進めるため、本拠地で非常に忙しい冬を過ごしてきた。全員が全力を尽くしたが、走らせるにはもう少し時間が必要」と話していた。

 2018年シーズンはセルゲイ・シロトキン(Sergey Sirotkin)とランス・ストロール(Lance Stroll)の布陣で臨み、コンストラクターズ選手権で最下位に終わったウィリアムズは、今季の新ドライバーにジョージ・ラッセル(George Russell)とロベルト・クビサ(Robert Kubica)を迎えて成績向上を目指す。 

 2019年のF1シーズンは、3月17日にメルボルンで行われるオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2019)で開幕する。(c)AFP