【2月19日 AFP】女子テニスのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は18日、ウイルス性疾患によりドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)のシングルス1回戦を試合前に棄権した。

 2011年大会覇者のウォズニアッキは昨年のクリスマスごろから体調を崩しており、先週行われたカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2019)も同じ理由で棄権。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)でも同様の症状に悩まされた。

 全豪オープンの3回戦でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)に敗れて連覇の夢がついえて以降、コートに上がれていないウォズニアッキは「最悪。例年良いプレーができている(ドーハとドバイでの)2週間に臨めるよう準備してきたのに」と話した。「ある程度のレベルにすら達していない状態でコートに上がり、1セットだけプレーするとかいうのは意味がない。出るからには勝ちたい」

 ウォズニアッキの代わりに出場したラッキールーザーのポロナ・ヘルツォグ(Polona Hercog、スロベニア)はシュテファニー・フェーゲレ(Stefanie Voegele、スイス)に敗れている。

 同日行われた試合では、カタール・オープンを制した大会第16シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)が世界ランキング107位の朱琳(Lin Zhu、ズー・リン、中国)との約3時間に及ぶ接戦の末、7-5、4-6、5-7で敗れ姿を消した。

 また、1回戦を免除されている第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は、大会初戦で今季初白星を挙げたクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)と2回戦で対戦する。(c)AFP/Bill SCOTT